Learning Creator’s Lab (LCL)ってどんなプログラム?

LCL事務局です。

LCL1期は、2017年8月に終了しました! もうすぐLCL2期(LCL2018 )の募集が開始しますが、1期の様子を2期の流れのイメージと合わせてご紹介します。

【追記】LCL2期募集開始しました!

⇒LCL2018募集概要と申し込みはこちらから

⇒LCL1期のプログラム概要はこちらから

 

◆合宿! (2期は2018年春休み中)

自分の教育観・探究観を再確認し、みんなと共有することで、探究への旅をスタートします。スタート時点の探究観(哲学・知識・目指す目標等)を確認し、PA(Project Adventure)や対話を通してこれから一緒にプロジェクトを実施するメンバーとのチームビルディングをしていきます。

 

◆チームメイキングとプロジェクトスタート (2期は2018年4月下旬GW中)

探究プロジェクトを一緒に実施する5名前後でチームを結成し、ディスカッションをスタートします。第1期は自由課題でしたが、第2期は、ミッションを提示するプロジェクトパートナーのプレゼンテーション、ミニワークショップを受けた上で、どのプロジェクトに参画するかを決定します。

 

◆各探究手法を学びます (2期は2018年5月~7月)

ここでは、探究学習の各手法について学びます。同日、自分たちのプロジェクトにどういう風に応用できるかも含め、夏以降のプロジェクト実践のプランニングを行います。忙しい時期だと思いますが、学校行事と重なった場合には、ビデオを後日見るなどして参加を続けてください。また、2期は、チームプロジェクトと重ね合わせて、それぞれの手法を考えてみたり、講師に質問ができるように、事前に課題図書とビデオを視聴するなど準備をすることで、さらに理解が深まります。

 

国際バカロレア

昨年は、東京インターナショナルスクールの坪谷郁子さん、今年から一条校としてはじめてPYP認定校となる聖ヨゼフ学園の荒屋校長による講義とワークショップ後、個別にプログラムの作成方法を学びました。

 

P4C こども哲学

立教大学教授河野先生に、哲学プラクティスの理論説明後、実際に哲学対話を実施。その後その対話を振り返ります。

 

イエナプラン

日本イエナプラン教育協会理事の中川綾さんから、イエナプランのコンセプトについて学びます。

 

中間発表 (2期は7月下旬夏休み中)

中間発表の日は「探究する力」「科学が教える、子育て成功への道」などの著者・訳者である探究人市川力先生に「探究マインドとは?」とお話しいただき、その後発表に対するコメントをいただきます。

 

最終発表 (2期では10月下旬)

中間発表後、夏休みの期間から9月10月までを使って、いよいよプロジェクトの最終発表です!(2期は夏休みの間に講師によるメンタリングを予定しています)

プレゼンテーションの様子

プレゼンテーション(一部)

最後にみんなで撮影!!

 

さて、1期のメンバーからのコメントをここにご紹介します。参考にされてください。

 

コンサルタント Y.K 

「探究」するには自らが面白がること、変わること、続けることが必要で、それを他者との対話や関わりを通して深めていくことなのかな、と感じています。このチームで対話しながら探究してきた時間こそがハッピーでした。

小学校教諭 S.A

様々な考え方を多様なメンバーと学ぶことが出来たのでとても良かった。普段はなかなか考えられないことを深く学ぶことが出来た。とっても充実した1年間でした。

大学職員 H.Y

チームでのプロジェクト実践があったため、より深まった。同窓会をしたいです。2期もオブザーバーとして絡むなど、1期のみんなと定期的に会える機会があると嬉しいです。

小学校教諭 H.I

悩むこともありましたが、参加して正解です。自分の探究観の核ができました。プログラムのいいところは、講師陣が充実、受け身でなくプロジェクトをするという主体が求められるところ、テーマを追究しているところ。

中学校教諭 R.K

「幸せを探究する」ことで始まったチームが、だんだんと互いのことを知り合い、1つのプロジェクトを進める中で、ぐっと関係が深まった感じがとても心地よかったです。探究するとは、自分にとって価値があるものを、自分の手で獲得する過程であり、その中での偶然の出会いを楽しむことだと思いました。とても楽しく充実した学びになりました。本当にありがとうございました。年に1回LCLの同窓会や同窓会合宿を開いてください!

教育系一般企業 E.O

このプログラムを教師のみ対象とせずオープンにして下さったところ。プログラムを作る上では大変さもあったと思うが、色々な立場から「教育」について議論することが出来た。他にはない体験だった。

小学校教諭 Y.T

教員以外の方がたくさんいたこと。すばらしい講師陣!ほんとうに1年間やりとおせてよかった!対話し続けること、信頼すること、チームの力を信じること、たくさん悩み苦しんだ分、仲間がいるからやりとおせました。ありがとうございました。

小学校教諭 E.K

チームビルディングをしたこと。シェア共有の時間が多かったことが、よかったです。お陰様で探究について考えたりモヤモヤしたり大変だったけど、プロジェクト実行できたりでとっても有意義でした。本当にありがとうございました!

小学校教諭 R.A

毎回みんなで話ができ、それをもとにネットワークができたこと。LCLの外でも会う機会があったこと。

中学校教諭 T.I

今回の探究プロジェクトを通して、「まずやってみよう」という気持ちになれたことが大きな変化でした。 最初に思い描いたイメージとはだいぶ違うものが、現時点でのこたえとして辿り着きましたが、それもまた僕たちの対話によってやっとたどり着いたこたえなんだなぁ思います。やってみる、感じる、対話する、またやってみる…うまくいかないことも楽しむ!そんな時間でした。そしてまだまだ通過点というつもりで、仲間との探究を楽しんでいこうと思っています。

小学校教諭 T.K

プロジェクトを通して仲間ができたこと。探究について学ぶだけでなく考えて、自分なりの言葉で言語化できたこと。

中学校教諭 T.U

様々な探究プログラムを知って、それを実践してるので、つなげていくことが出来たこと!

小学校教諭 K.N

定期的に多様な人と関わることで探究への理解の深まりがあった。一年間ありがとうございました。初めは学校という枠を抜け出せなかったですが、より広くとらえる視点をもらいました。

小学校教諭 K.A

結果的に探究を探究することができたところ。様々な探究プログラムを経験できたこと。探究を探究するとは一体何だろうと思いましたが、なんとなくわかった気がします。1年間考える中でつながることもたくさんあり、いいプログラムでした。

大学生 T.N

探究をテーマに様々な方が集まったことと、実際にやってみること長期間の取り組みであったことが良かったです。何かを生み出す大人の真剣な集団がこうして出来たことがとても意義深く思います。1期目ということもあり、大変なこともあったと思いますが、深い学びがえられた機会になりました。ありがとうございました。引き続き、様々な形で関われればと思います。

小学校教諭 T.H

今回のプロジェクトを通して、今現在の私の中の(仮の)答えとしては、私たちの幸せとは、“対話を続けていくことでお互いを認め会っていく”ということなのではないかということに行きつきました。これからも“幸せ”と“対話”を探究し続けたいです!

小学校教諭 T.K

「探究」する。それは、「常に誰かとと共にあるもの」だということを感じた1年でした。そしてそれは「安心感」を土台とした、「対等な関係性」の中で行われる「対話」によって促進されます。「幸せを探究する」ためのプロジェクトを通してそれを実感し、結果的に、気がつけば自分自身めっちゃ探究してました。これも仲間のおかげです。探究に終わりはないので、墓場まで探究し続けたいです。

<私たちについて>

こたえのない学校HP

http://kotaenonai.org/

 

こたえのない学校ブログ

http://kotaenonai.org/blog/

 

×探究・Learning Creators Lab

※こたえのない学校の主催する教育者向け年間プログラムです。

 

Facebook ページ

https://www.facebook.com/kotaenonai.org

 

 

こたえのない学校ロゴ