ーーコロナウィルス感染の影響により本プログラムは開催中止といたしますーー
子どもたち、そして教え手としての大人たちも、その人らしく健やかに人間として成長するためのSEL(社会性と情動の学習)研修を実施します。
探究学習とSEL(社会性と情動の学習)を組み合わせることで、人は自分を知り、どこに向かって学んでいけば良いのかを探りつつ、より善く、深く学んでいくことができます。
SELは、普及団体のCASELの定義によると、「大人も子どもも、自己をより理解し、適切に自己の情動をコントロールするとともに、他者への気持ちを理解し、周囲との良好な関係を構築し、前向きな目標を持って責任ある決断をできるようにするプロセスである」とされ、5領域(下図)が設定されています。今回その中でSelf-awareness(自己への気づき)およびRelationship Skills(関係構築のスキル)に関連し、SELの基礎を培うNVC(非暴力的コミュニケーション)の講座を行います。

マハトマ・ガンジーが常に強調していたのは、非暴力的なコミュニケーションの必要性だ −アルン・ガンジー
NVCは、「人は生まれながらにして自分以外の人を思いやり、与えたり与えられたりすることを楽しむ」という本来私たちに備わっている力を引き出す手法です。
NVCは子どもたちにとっても、非常に有効なものですが、その前に大人である私たちが非暴力的なコミュニケーションを学び、実践していきましょう。
※本プログラムは、当校のオンラインNVC基礎講座を受けられた方、もしくは他のところでNVCの基礎を受講された方、もしくはNVCの本を読み、実践を少し進めている方におすすめの講座となります。申し込まれた方には、オンラインNVC基礎講座で配布した30分程度の講義ビデオをお送りいたしますのでそちらを最低一回視聴された上でご参加ください。
※本プログラムはCenter for Integrated Life and Learning(CILL)と連携した研修です。参加者にはコミュニティーに入っていただき、継続的に情報共有やディスカッションなどの場を設けていきます。
※参考文献 「NVC−人と人との関係にいのちを吹き込む法」マーシャル・B・ローゼンバーグ をガイドとして読まれることを推奨いたします。
◆ こんなかたにおすすめです。
・クラスマネジメント、生徒・保護者・同僚とのコミュニケーションにNVCを活用したい
・「自己を知る」「他者と適切に関わる」ことを学び、教育者として成長したい
・学校運営、職場での関係改善、学校内での実践共有などの情報共有を円滑にしたい
◆プログラム内容(予定)NVC 基礎
□ NVC実践(学校内の複数のシーンを想定)
□ セルフエンパシー(自己への気づき)
□ NVC応用(ニーズのリクエストなど)
◆日時
3月22日(日) 10:00-17:00
※コロナウィルス感染の影響により開催中止といたします。
◆場所
EIJI PRESS Lab
東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル 5F
http://www.eijipress.co.jp/lab/access.php
◆価格
一般:15,000 円(税込)
現役学校教員・学生:10,500 円(税込)
※定員は20名程度を予定しています。(最低遂行10名)
※基本的には先着順ですが、教員・教員外のバランスを取らせていただきます。
※修了証をご希望の方はお出しすることは可能ですので相談ください。

◆講師
佐野和之先生

かえつ有明中・高等学校 副教頭
埼玉県私立高校での勤務を経て、2014年同校で「学ぶことの喜び」を追究する新クラスの立ち上げに関わる。中学の「サイエンス科」では「スパイダーウェブ討論」や「リアルな社会との接続」など、高校の「プロジェクト科」では「NVC(共感的コミュニケーション)」や「パターンランゲージ」などをベースとした深い対話的な場を展開する中心的な役割を果たす。また、U理論、マインドフルネス、意識の発達段階などにも造詣が深く、さまざまな視点から教育のあり方を模索し、先進的に実践している。 NVCやパターンランゲージを使った個人のあり方や安心安全の場づくりなどの研修依頼が全国の学校から寄せられている。
金井達亮先生

東京大学大学院 教育学研究科 学校教育高度化専攻 教職開発コース 博士前期課程
埼玉県の私立中高一貫校を経て、かえつ有明中学高等学校に赴任。同校で同僚とともに、高等部の「プロジェクト科」「社会総合」の授業をゼロからつくりあげた。また、教育活動のコツを言語化した「パターンラーンゲージ」の作成、アクティブラーニング入試の開発など、創造的な教師チームの中心的な役割を担った。学校内外でNVC(Nonviolent Communication)をベースにした共感的コミュニケーション、チームビルディング,パターンランゲージ、マインドフルネス、SDGs 2030などの講演および研修講師をしている。
2018年に退職し、東京大学大学院教育学研究科に進学。研究分野は教師教育。
◆Learning Creator’s Lab 利用規約
規約はこちらから必ずご確認ください。
◆キャンセルポリシー
お申し込み後のキャンセル料については以下のとおり請求させていただきます。
(起算は夜中0時)
8日前まで: システム手数料のみ(注1参照)
7日前〜 :100%(返金なし)
(注1)以下の場合は、キャンセル1件につき500円の返金手数料が発生します。
(1)クレジットカード/PayPal払いにて支払日から50日以上経過している場合
(2)コンビニ/ATM払いの場合
<主催>
一般社団法人こたえのない学校
<共催>
Center for Integrated Life and Learning (CILL)