教育を探究する哲学登山コースVol.4「民主主義と正義」募集開始!

民主主義と正義

哲学書は、難しい?読みにくい?

こたえのない学校でリサーチフェローをつとめている桐田哲学堂の桐田敬介君が、哲学書を読むことを「登山する」ことになぞらえて、「おすすめの登り方」を紹介しつつ、みんなの「登ってみた体験」を共有していく「哲学登山」コース。

Learning Creator’s Lab本科でも、「探究する学び」というものの考え方には哲学的な背景と系譜があるためそれを踏まえてプログラムづくりをしてきましたが、本コースでは、「哲学」部分を中心に深めていきます。

「わからないは、おもしろい」

“哲学の山の登山は険しいものでもあるけれども、多くの人に開かれた楽しみです。色々な山ごとに案内人を務める研究者たちの本と合わせて読むと一人では見渡せなかった風景がより見えてくるもの。”

哲学書を噛み砕くのでもなく、わかりやすく伝えるのでもなく、わからないところはわからないと伝えられる場の中で、桐田シェルパが登山ガイドしてくれます。

今まで何度か哲学書にチャレンジしたけど挫折した人、読むことはそんなに好きではないけれど、考えることが好きな人。学校現場などで何か考えるモノサシのようなものがあったらいいのになぁ、と思う人。

はじめに登った「自由の山」、次に登った「探究の山」「自然の山」に続き、今度はデューイやプラトン、モンテスキュー、ロールズが辿った「民主主義と正義の山」に今回登ります。イントロダクトリーなオンラインコースです。ぜひ一緒に登山をしましょう!

◆ こんなかたにおすすめです。

 実践しているなかで自分の軸がすぐブレてしまう

 考えることが好きだけど、哲学書はハードルが高い

 本を読み始めるが途中で挫折してしまう

 自分のホントウの考えをシェアする場がない

 

◆ チームで登山するため、こんなかたにはあんまりおすすめできません…。

 一回でぜんぶスッキリ理解したい(モヤモヤが辛い)

 自分と違う考え方には意味がないと思いがち

 批判を通じて意見をすり合わせたり吟味したりすることを避けがち

「民主主義と正義」山脈 登山 

アメリカでは米国大統領選挙が終わり、民主党が勝ちました(と言っていいでしょう)。しかし、経済格差は広がり、人種や所得、宗教などによる分断が進んでいます。日本も、私たち国民の一人ひとりが国を動かしている、という感覚は少ないのではないでしょうか。今回は、「民主主義」というものを見直し、どうしたら「教育」ということと絡めて、より良い社会をつくっていけるか、そんなことを考えていきたいと思っています。キーワードは「正義」。民主主義社会における教育とは何かを考えたデューイ、内なる心の正義を眼差したプラトン、近代国家での自由と両立する正義の条件を考察したモンテスキュー、多様化する現代において公正としての正義という概念を打ち出したロールズなどを読んでいきます。

基本的には、読解の講義は「反転授業」形式(動画で事前に講義)で行い、当日はブッククラブ形式(問いを出し共有し合う読書会)で行なっていきます。哲学書の読み方や選び方などのイントロダクションも用意してありますので、哲学書を読む入門編としてもご活用ください。

※のついた本は購入してください。毎回課題本の一部を範囲とします。最低限そこだけ通読(精読でなくて良い)してきてください。もちろん、全文を読まれて参加されることも大歓迎です!

 

イントロダクション:デューイの「民主主義」

読む本と主に読む範囲:

※デューイ 松野訳「民主主義と教育」岩波書店を予定

自身が思う民主主義的な教育をシェアし哲学対話を行います。


ルート1:プラトンの「正義」登山

読む本と主に読む範囲:

※藤沢訳「国家」(下) p.290-300 岩波文庫

amazon: https://amzn.to/3grD9KN


ルート2:モンテスキューの「自然」登山

読む本と読む範囲:

※井上訳「法の精神」 p.126-149 中公クラシックス

amazon: https://amzn.to/2W5ethP


ルート3:ロールズの「正義」登山

読む本と読む範囲:

※田中他訳「公正としての正義再説」p.75-95 岩波書店
※単行本版の場合は、「第二部正義の原理12(三つの基本的な要点)、13(正義の二原理)」が読む範囲となります

amazon: https://amzn.to/3qDvzRJ

 

◆スケジュール

1回目:12月19日(土)      20:00-22:00  「デューイ:導入・対話」

2回目:1月9日(土)      20:00-22:00 「プラトン」

3回目:1月30日(土)        20:00-22:00 「モンテスキュー」

4回目: 2月13日(土)     20:00-22:00 「対話」

5回目:2月27日(土)        20:00-22:00 「ロールズ」

6回目: 3月6日(土)        20:00-22:00 「対話・総括」

 

◆開催方法

Zoomを使用します。スマートフォンからの参加も可能です。
※Zoomの安全な使用に関する当法人の見解と対応についてはコチラをお読みください。

 

◆価格

全6回: 37,500 円(税込:税抜参考価格34,000  円)

※時間の長さと回数の変更にあわせて、価格も改定しております。

※空きがある場合には1回6000円+税でお受けいたしますが通期の方が優先です。

※定員は10名程度を予定しています。(最低遂行人数7名:初回開講一週間前に判断します)

※上述の通り反転形式で進めます。事前に講義ビデオを見てください。

※当日のブッククラブの内容は、録画ビデオおよびレジュメで配布します。欠席の場合はそちらを確認いただくことができます。

※お支払いは、申し込み後一週間以内に振込もしくはPaypal(クレジットカード利用可)での入金をお願いしております。申し込みフォームに入力後の自動返信メールを必ずご確認ください。

◆講師

シェルパ(店主):桐田敬介 専門は芸術教育の哲学。現象学の創始者フッサールが大好き。 古代から現代までせっそうなく読み散らかす哲学オタク。 

https://researchmap.jp/keisuke_kirita/

◆企画・サポート

初心登山人:藤原さと

もともとは本を読むより人と喋っている方が好き。大学時代、正義論を扱う公共選択のゼミで卒論がプラトンの「国家」だったが挫折。しかし教育活動をスタートして哲学に興味をもつ。

https://kotaenonai.org/team/

◆申し込みはこちらからお願いします。

こちらは満席になりましたので、キャンセル待ちフォームにご記入ください。

 

※満席となった場合は、キャンセル待ちにて受付いたします。コチラよりお申し込みくださいませ。

今後、本プログラムを含めこたえのない学校、Learning Creator’s Lab関連のご案内をご希望の方は必ず連絡がはいるメルマガをお送りしております。こちらからご登録ください。

◆今後のプログラム

次は「現象」をテーマにすることを検討中です。

<私たちについて>

こたえのない学校HP

https://kotaenonai.org/

Learning Creator’s Lab

×探究・Learning Creators Lab

※こたえのない学校の主催する教育者向け年間プログラムです。本プログラムはLearning Creator’s Labのオープンラボとして実施します。

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