LCL講師についてのご紹介

×探究運営チームです。

初動のLCL(Learning Creators Lab)は、理論と実践を組み合わせ、合宿でチーム編成をしたグループメンバーと協働設計で探究プロジェクトを開発・実施していく1年間のアクティブ且つ、インテンシブなコミュニケーション型教育者育成プログラムですが、第一回の講師陣は、下記の×探究の理念にご賛同頂いた、探究型学習で第一線の実践者の先生方にお願いします。

1) 多様なバックグラウンドを持ったチームで協働プロジェクトとして学ぶ

教育実践者自らが協働で学び、協働で”学び”を設計することが、子どもの”協働する学び”の実践に一番有効だという考えから、後述する探究プロジェクトをチーム協働で作成・実践していきます。

2)複数の教育フレームワークから学ぶ

ジョン・デューイをはじめとした先人の教育者の知恵を尊重し、「探究」を切り口にしっかりとした理論背景を踏まえた教育フレームワークやカリキュラムから複眼的に見つつ、まさに「探究とは何か」を探究していきます。

3) 理論と実践を繋ぐ

理論と実践を有効につなぐため、上述のオランダの教育学者コルトハーヘン氏のリアリスティックアプローチを参考にし、理論のインプット模擬授業の実践プロジェクト作成振り返りと更新のサイクルを繰り返していきます。

 

<講師陣>

【全体監修】 岩瀬直樹氏 東京学芸大学教職大学院 准教授

22年間の小学校教員を経て、現職。専門は、学級経営論、ファシリテーション。教員時代は主に、信頼に基づく学級経営、学級経営・校内研修・授業へのファシリテーションの活用、ライティングワークショップ、学習の個別化等の実践研究に取り組む。著書に『せんせいのつくり方』、『信頼ベースの学級ファシリテーション』シリーズ(解放出版)、『「最高のチーム」になる!クラスづくりの極意』(農文協、近刊)、『効果10倍の学びの技法』(PHP新書、共著)等多数

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【チームビルディング】 甲斐崎博史氏 西多摩PACE 東京都西東京立栄小学校教諭

1999年、プロジェクト・アドベンチャー(PA)に出合ったとき、価値観、世界観、教育観がひっくり返る体験をし、それ以降、PAとそのベースとなる体験学習法が自分の教育の核になると確信。子どもたち自身が学び進めていくワークショップや探求型学習、協同学習を展開している。
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【国際バカロレア】 坪谷郁子氏 東京インターナショナルスクール 理事長

1985年イングリッシュスタジオ(現日本国際教育センター)設立、1995年東京インターナショナルスクール(国際バカロレアの認定校)を設立。2000年、軽度発達障害など個別指導が必要な中・高校生のためのNPOインターナショナルセカンダリースクール設立、2012年、国際バカロレア(IB)機構アジア太平洋地区委員会の委員に就任。文部科学省とともに、教育の国際化の切り札となる国際バカロレアの普及に取り組んでいる。2015年10 月から内閣府教育再生実行会議の委員。
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【国際バカロレア】荒屋勝寿氏 聖ヨゼフ学園小学校校長

長きにわたり大学教育に携わりながら、専門学校、高等学校、中学校、小学校で教壇に立つ。2010年に聖ヨゼフ学園に入職し、幼稚園から中等教育課程の教員採用・育成・人事を担当するかたわら、高校3年生の日本史、小学校6年生の社会科を担当。国際バカロレアの調査・研究に携わり、精力的に国内外の多くの学校視察を行う。教頭在職時の2016年3月に、PYP候補校の認定を受ける。2016年4月より現職。探究の授業を全学年で行い、認定校をめざしている。

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【こども哲学】 河野哲也氏 こども哲学アーダコーダ理事・立教大学文学部・教授

慶應義塾大学文学研究科後期博士課程修了、博士(哲学)。専門は哲学、倫理学、教育哲学。日本哲学会理事、応用哲学会理事、日仏哲学会理事、日本現象学会委員、日本科学哲学会評議委員、科学基礎論学会評議員。著書に 『「こども哲学」で対話力と思考力を育てる』(河出書房新社, 2014年)、S・ケイ、P・トムソン『中学生からの対話する哲学教室』(玉川大学出版部, 2012年, 共訳)、『意識は実在しない』(講談社メチエ, 2011年)、『道徳を問いなおす: リベラリズムと教育のゆくえ』(ちくま新書, 2011年)等。

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【イエナプラン】 中川綾氏 日本イエナプラン教育協会理事

元中学高校教諭(保健体育)。普通科・定時制・通信制高校、公立小中学校、特別支援学校、などでの教員経験あり。アメリカ・オランダなどを視察滞在して学んだ、Project Based Learningやイエナプラン教育などの経験型自立学習プログラムを日本で研究実践し、『具体的なアイデアと考え方』で支援・促進する。また、「大人が楽しんでいれば、子どもも楽しく生きることができる」という想いのもと、教育機関・企業・行政の大人に向けて、アソビを通したチームビルディング研修やワークショップ等を行う。
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【探究学習応用】市川力氏 探研移動小学校 探究プロデューサー

1990年渡米後13年間に渡り、日本人駐在員の子どもが通う学習塾を運営。2003年に帰国後、バイリンガルの子どもを育てる難しさに直面した経験をまとめた著書『英語を子どもに教えるな』(中公新書ラクレ)が大きな反響を呼ぶ。2004年8月 東京コミュニティスクール初代校長就任。グローバル時代をたくましく、しなやかに生きるために必要な「探究力」を育む実践・研究を続けている。
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【Education Technologyと探究】 佐藤昌宏氏 デジタルハリウッド大学大学院教授

「デジタル技術を活用して新しい教育を創る」ことを目的とする「Effective Learning Lab」主宰。2004年にデジタルハリウッド大学院の学校設置メンバーとして設立に参画。総務省先導的教育システム実証事業PMOプロジェクトマネージャーや数多くのEdTechスタートアップのメンター、審査員等を務める。※第一回ゲストスピーカーとしてお話しいただきます。
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LCL(Learning Creators Lab)2016の参加お申込みはこちらから。

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どうぞよろしくお願いいたします!

×探究運営チーム一同

 

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